大人も子供も1度読めば、その魅力にどっぷりハマること間違いなしのおすすめの絵本「バムとケロ」シリーズを紹介します。読むたびに新しい発見と面白さがある、ロングセラーで愛される絵本の1つです。
ストーリー紹介
しっかりもので寛大でお料理も上手なバムくんと、ちょっぴりドジでちょっぴりわがまま好奇心旺盛な子供らしいケロちゃんのお話です。
バムとケロのにちようび
出典:BumKeroPage 絵本作家 島田ゆか 公式HP
雨降りの日曜日はお外で遊べない・・・仕方がないから本を読もうと決めたバムくん。
まずはケロちゃんが散らかしたお部屋の掃除を始めますが、ちょうど終わったところに泥だらけのケロちゃんが帰ってきてさぁ大変。
ケロちゃんをお風呂に入れて、掃除もやり直し(+o+)
その後は2人で読書のお供におやつを作ったり、ほこりだらけの屋根裏部屋に本を取りに行ったり・・・
しかしこの間にも驚くようなハプニングが2匹を襲います。
ハプニング続きのバムくんはゆっくり本を読むことができるのでしょうか!?
バムとケロのにちようび [ 島田ゆか ]
バムとケロのそらのたび
月曜日の朝、おじいちゃんから組み立て式飛行機のプレゼントと80歳の誕生日に遊びにおいでとの手紙が届きます。
ケロちゃんが失敗やイタズラしつつも、飛行機はなんとか完成。
しっかり準備して出発しますが、不思議な山に遭遇。
涙が止まらなくなる玉ねぎ山脈、虫がうじゃうじゃいるりんご山、50年に1度しか噴火しないかぼちゃ火山・・・
どうにか切り抜けた2匹ですが、この後もハプニングが続きます。
無事におじいちゃんの家にたどり着けるのでしょうか。
バムとケロのそらのたび [ 島田ゆか ]
バムとケロのさむいあさ
出典:BumKeroPage 絵本作家 島田ゆか 公式HP
空気が冷えた火曜日の朝、家の裏の池も凍っているはず!と釣りの準備をして出かけます。
ところがそこにはカチカチに凍った氷の上で動けなくなっているアヒルの姿。
かいちゃんというこのアヒル、夜遅くまで星空を眺めている間に池と一緒に凍ってしまったとのこと。
バムくんとケロちゃんはかいちゃんを救出、家に連れて帰り体を温めることに。
すっかりかいちゃんに懐いたケロちゃんでしたが、翌日予想もしない展開に大ショック。
最後にまさかの・・・笑えるオチにも注目!
バムとケロのさむいあさ [ 島田ゆか ]
バムとケロのおかいもの
週の真ん中水曜日、朝寝坊のケロちゃんは月に1度のお買い物のために早起きをします。
生地屋さんに八百屋さん、売り物をほっぺに入れたハムスターのお店にいろんな形の扉があるお店・・・市場には変わった面白いお店がいっぱいです。
そしてどうしても欲しいというカエルのフライパンを買って帰ったケロちゃん。
次の日の朝どうするのでしょうか?
バムとケロのおかいもの [ 島田ゆか ]
バムとケロのもりのこや
ぽかぽか暖かい木曜日、バムくんとケロちゃんが近くの森へ木苺をつみに行くと誰も住んでいない古い小屋を見つけ、秘密の小屋にすることに。
修理屋のソレちゃんと掃除をしたりペンキを塗ったりして小屋をきれいにしていきます。
翌日小屋に行ってみると・・・
『バムとケロのさむいふゆ』に登場したアヒルのかいちゃんが今度はペンキに引っ付いて動けなくなっているというハプニング。
そして秘密の星を見る会を開くことを思いつき、秘密の道具を小屋に運び込みますがみんな疲れてしまいウトウト・・・
無事に星を見ることができるのでしょうか。
バムとケロのもりのこや [ 島田ゆか ]
バムとケロシリーズにハマる理由
話が面白いのはもちろんですが、話の内容には関係ない所でサブキャラ達の独自ストーリーが展開されているところがとても面白いんです。
『バムとケロのおかいもの』で具体的に挙げてみると・・・
ヤメピという小さなイヌが誰かがソフトクリームを食べてるのを発見!→自分も食べたい!買いに行く!→頭に乗せて嬉しそうに運ぶ→こけて落とした!→ショックで残ったコーンだけを見つめている
話に関係あるのでもなく、説明があるわけでもないですが、こんなふうな独自ストーリーが絵本のいたる所でひっそりと散りばめられてるんです。
とっても細かく、よ~く見ないと気づかないのがまたよくて。
ぜひ、この独自ストーリーを見つけてみてね!見つけた時の嬉しさを味わって欲しいです!
バムとケロの絵本はシリーズで読むのがおすすめ!
1冊1冊で読むのももちろん面白いのですが、おすすめはシリーズで読むこと。
シリーズ読みがおすすめの理由は、絵本に登場した小物が別の絵本にも登場するから!!
どういうことかというと・・・
絵本に登場した小物、
- 『おかいもの』で買ったフライパンを『もりのこや』ではパンケーキを焼くのに使っていたり、
- 『そらのたび』でおじいちゃんにもらった人形を『おかいもの』では家に飾ってあったり、
- 『さむいあさ』のかいちゃんの置き手紙が『もりのこや』では寝室の壁に貼ってあったり・・・
と、絵本をまたいで話が繋がっているという事。
読んだ人にしか分からない細かな仕掛けが満載だよ!
また、『おかいもの』や『さむいあさ』の絵本そのものが『もりのこや』の小屋の中に描かれているんです。
自分が持っている絵本がバムくんとケロちゃんがいるところにもあるって嬉しいものです♪
シリーズで読むことでより特別感のある発見が楽しめる!
1回、2回、3回・・・と何度読んでも発見がある、どんどん魅力にハマっていく絵本です。
バムくんとケロちゃん、そして個性豊かなキャラクター達の世界は、子供から大人までお気に入りの絵本になること間違いなし。
バムとケロの絵本を探す最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
バムとケロの魅力が少しでも伝われば嬉しいです!